公私混同に腹を立てるのはわかるけど
首相公邸で昨年末、首相の長男で秘書官の翔太郎氏が親族の忘年会を開いていた、というニュースを受けて国会でも立憲民主党を中心とする野党が追及しています。
流出した写真を見ると翔太郎氏と同年代の若者ばかりのように見えるので、「親族」というのは本当なのかと思ってしまいます。もし本当に親族であれば、若者の数が減っている昨今、非常に羨ましく頼もしい話だなあと思いました。→参考記事「サマーウォーズは気持ち悪いか」
それはさておき、いくら「公邸」が首相の生活の場であるとは言え、若者が集まって忘年会をやるなどということは控えるべきだったと思います。
ちょっと考えればマスコミに嗅ぎつけられ格好の攻撃の材料になることはわかりそうなものです。予想できなかったのかなあ。
しかしこの忘年会には岸田首相自身も顔を出して挨拶していたということなので、政治経験の長い首相でもそんなに問題視しないという認識なのであれば、前代未聞のやらかし、というわけでもなさそうです。
歴代の首相でも同様のことが行われていなかったかどうか、調べてみてほしいですね。
ところで、民主党政権時代の話なんですが。
民主党には旧社会党の流れをくむ議員が大勢参加していました。
自民党が2年後政権を取り戻した後の、内閣官房参与の飯島勲氏のテレビ番組での発言ですが、
「民主党政権時に左翼がフリーパスで首相官邸に出入りしていた」
それで自民党が政権を取り戻した時、「消毒」(盗聴器の排除など)の必要があった、と言っていました。
https://www.j-cast.com/2013/01/14161141.html?p=all
でも当時のマスコミはこのことについて何も騒がなかったと思います。
「公邸で首相の息子が忘年会」と「官邸に革命志向の左翼が出入り」
事の重大性からして比べ物にならないと思うのですが、なんであの時のことはスルーされっぱなしなんでしょうかねえ。
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