恥ずかしい、そして汚いのは嫌い
新型コロナが5類になって1週間が過ぎましたが、日本ではまだマスクをしている人のほうが圧倒的に多いです。
思うに、日本人はずっと昔から日常的にマスクを着けたかったんじゃないでしょうか。
でも理由もないのにマスクなどできない。
それがコロナのおかげで堂々とできるようになった。
たぶん顔を隠したい願望があるのだと思います。
もしくはどんな菌もウイルスも寄せ付けたくないという潔癖症のあらわれでもあるでしょう。
コロナ以前だって様々な種類の風邪ウイルスは存在していて、インフルエンザの流行期にもこんなにみんなが感染に脅えてマスクをすることはありませんでした。
このコロナ騒ぎが終わってもまた次のウイルスが人間社会を虎視眈々と狙っていると予想すると、日本人は永遠にマスクをつけ続けることになりそうです。
コロナ流行をきっかけにマスクは日常アイテムとなりました。
マスクは隙間だらけなので実のところ感染予防にはあまり役に立っていません。→「醜いマスク争奪戦」
飛沫防御にはなりますが、飛沫とは全然関係ない場でもマスク姿を続けるということは、それは感染を怖がるというより、よく言われるように「つけないと恥ずかしい下着」のようなものになり果てたということでしょう。
したい人はすればいい、自由は尊重されるべき・・・、多くの人がそう言います。
でも同時に、このマスク社会、ほぼ全員が顔を隠している社会で幼い子供たちが成長し若者が他者と交流し生活していく異様な事態に危惧を抱く人もまた少なくありません。→「自分勝手な大人たち」
もう成長の終わった私たちはいいのです。
別に誰がマスクをしていようがそのこと自体は全然気になりません。
問題は発達途上の若年世代の心身への影響です。
影響が表れるとしたら何年もあとのことでしょうし、もしかしたら、杞憂であったという状況になっているかもしれません。
でもやっぱり、外へ出ればみんながマスクで顔を隠しているこの日本社会はすごく変だ、と思う私です。
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