戦国時代のお花畑
NHK大河ドラマ「どうする家康」がこのところ、ファンタジー色を強めてきたとツイッターで話題になっています。
家康の正室、築山御前はつねづね戦乱の世を憂えていて「いくさのない世の中を作るにはどうしたらいいのか」と考え続けています。
憲法9条の精神に目覚めた彼女はひそかに同志を集め、戦をせず話し合いで物事を解決する計画を練り上げます。
武田勢と戦い続けると見せかけ、信長をあざむく。他の大名も巻き込んで「いくさのない慈愛の国」を作ろう、というのです。
家康の生母於大が嫁いだ久松氏や武田の家臣穴山梅雪らはこれに賛同し、「(戦の原因となる)恨みなど捨ててしまえばいい」、「あらゆる事柄を話し合いで決めるのだ」と大乗り気です。
昨日の回では、築山は家康とその重臣たちにその計画を打ち明けます。
「奪い合うのでなく、与え合うのです。さすればいくさは起きませぬ」
「どうか私たちと同じ夢を見てくださいませ」と懇願します。
ヒステリックな悪女と評されてきた築山御前とはずいぶん印象が違います。
その壮大な計画を家康たちも受け入れますが、信長はそれを知って激怒。
築山御前は罪を一身に負って殺される・・・・
なんか変ですね。
家康も賛同したのになぜ築山だけが殺されるのか。
まあ色々疑問は湧きますし、SNSでも賛否両論。
私は次のツイートに共感しました。https://twitter.com/dan_dandon_don/status/1672928829810315264
<現代の諸問題に物申したいのなら別枠でやってくれ…戦国大河でこんな現代価値観の説教臭いシーン見たくないのよ…それより諸大名の駆け引きや戦の攻防が見たいのよ…>
そりゃあ、どんな時代でも戦いに倦むこともあるでしょう。戦で殺し合うのを残酷だとも思ったでしょう。「平和」という概念もあったし、話し合いというか、取引で戦争を回避した例だって実際にあったでしょう。
でも、当時は大名単位、お家単位で自分たちの利益を考えていました。
陣取り合戦こそが生きるよすがであったあの時代の武士たちが、悟りを開いた僧でもあるまいに、「違う国同士、お互いに助け合えば戦う必要はない」という発想があったとは思えないのですよね。
理想を語りたい気持ちはわかるけど、歴史を描く大河ドラマでそれをやらないでほしい、白ける、という思いです。
よろしくお願いします ⇒ ![]()
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コメント
マイホームパパの戦国武将とか、笑えます。
投稿: kai | 2023年6月27日 (火) 06時37分
>マイホームパパの戦国武将
(笑)視聴者のニーズに合わせてるつもりなんでしょうか。それとも脚本家の自己満足?
「奪い合えばたくさんの人が死にます」との築山の言葉に、「ではどうすればいいのじゃ」と助けを求めるような表情で家康が聞いたのにはあきれてしまいました。バッカじゃなかろうか。
投稿: robita | 2023年6月27日 (火) 07時51分