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2023年9月27日 (水)

記憶の継承

作家の五木寛之さんが週刊新潮にエッセイの連載をしていて、先週号は「相続」の話でした。
その中で「モノではない相続」として、「一番大事な相続は親の昔話ではないか」と書いています。

≪両親とも早く逝ったために、私は彼と彼女の思い出話を、まったく聞く機会を失ってしまった。
相続すべきものは、いまはない。
とにかく親の昔話をできるだけ多く聞くことである。それこそが本当の相続なのではあるまいか≫

それは大事なことだと私も常々思っています。

自分の知らない時代を生きた親が何を思い、どのように行動したのかを知ることは即ち家族の歴史を知ることであり、細かいエピソードの数々はその時代の世相・雰囲気を知るうえでの貴重な情報です。

身近な人から生の情報を聞くというのは、書物や伝聞とはまた違った真実味があるのではないでしょうか。

 

私も母から江戸時代の話を聞いたことがあります。→「大河の岸辺」 

むろん母が直接体験したことではないにしろ、江戸時代を生きた人の目撃談を身内から聞けるってなかなか面白いものです。

 

もっとも知りたいことの一つに、先の戦争前後の日本の社会状況があります。→「戦時中の庶民の暮らし」

戦争に関することは、戦後刷り込まれたことを戦前戦中の記憶として無意識に書き換えてしまっているケースが多いそうなので、そういう影響をあまり受けてない人となると、(影響を受けやすいかどうかは年齢はあまり関係ないでしょうが)最低限100歳以上になりますか。かなり厳しい。


昭和は遠くなりました。

 

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2023年9月25日 (月)

侵食されても呑気な日本

夕方のラジオ番組、ニッポン放送「zoom!そこまで言うか」に、スパイの罪で中国に6年間収監された日中青年交流協会元理事長の鈴木英司さんが出演して刑務所生活について語りました。

いきなり拘束され、たとえ家族が「中国に行ったまま帰ってこない」と外務省に助けを求めようが警察に訴えようがどうにもならないそうです。中国ってそういう国なんです。
どういう罪で拘束されたのか、裁判が始まるまで教えてもらえないし、裁判の中身も非公開です。
素直に罪を認めれば刑期が一年短くなるという大雑把な決まりみたいなのがあるのですが、鈴木さんは悪いことはしていないので罪を認めなかったため、6年以上収監されました。

鈴木さん本人は長年日中友好に尽くしてきたのでなぜそんな容疑をかけられたのかわかりません。
日本の公安の人たちとの集まりに出たことはあったそうで、それが容疑をかけられた理由らしいとのことです。日本の公安は対外的なスパイ組織ではありませんが、中国では諜報機関と認識されているようです。

鈴木さんが最も驚いたのは、公安メンバーの顔写真などが記載された名簿が中国に流出していたことだそうです。
これは公安の中に中国の協力者がいることを疑わせるものです。

日本政府のあらゆる組織の中に中国勢力が入り込んでいる、というのはよく聞く話ですが、やはり事実なのかもしれません。

これは単にラジオ番組で放送されて「へーそうなんだ」で済む話なんでしょうか。

日本政府、大丈夫ですか。


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2023年9月23日 (土)

中国リスクに気づいたみたい

原発処理水海洋放出を理由にして中国が日本からの水産物を禁輸にしてから1か月。

日本国内で食べよう!という声はあがるものの、そもそも以前から日本人が魚を食べなくなっていることもあり、中国が買ってくれていた分をすべて国内で消費するのは難しいですね。

しかしちょっとよくわからないこともあって、北海道のホタテ業者が行き場を失った大量のホタテを抱えて困っている・・・云々のニュースをよく見るのですが、行き場がないならなぜ国内に流通させてくれないのでしょうか。

スーパーの魚売り場でホタテが今までより少し安くなってたくさん売り出されているわけでもありません。

少しだけでも安くすればたくさん売れて倉庫に保管されているホタテはだいぶ捌けると思うのですが、そういうことではないのでしょうか。

ホタテって高いですよね。缶詰も高い。もう少し安くしてくれないかなあ・・・

 

ネットでの意見を見ると:
・相場よりずいぶんと高くでないと売りたくないそうですよ。通常の相場ならすぐ売れると思うんですが。
・チャイナリスクを軽視してた業者や経済界の意識の問題だ。
・中国市場向けに特化した結果ですね。国内出荷しないところを見るとそういうしかない。チャイナリスクを考慮した経営に企業規模は関係ありません。
・北海道知事が、各地の北海道物産展でプロモートすれば、捌けるのでは。要は売り方が下手なだけ。
・意地でも国内に向けて売りたくないのか。
・中国相手に楽な商売やってたんでしょ。他の販路を見つける努力をしないと。
・チャイナの市場に依存すると、常にチャイナの顔色を窺わなければならなくなる。独裁国家に倫理や国際法の遵守を期待する方がおかしいのだから、商売するならリスクに備えておくべきだった。それだけの話。

 

業者に対して厳しい批判が並びますが、これらは謂れのない悪口なのでしょうか。
それとも本当にこんな体たらくだからこんな状況を招いたのか、私たち一般人には判断がつきません。

どうして国内販売の流れにならないのか、テレビのニュース解説番組やワイドショーで説明などはされているのでしょうか。

テレビでもっとこのことを取り上げれば「買うから出荷して」という声も大きくなり、漁業者が救われる道も拓けるのではないかと思うのですが。

 

・・・と、ここまで書いたところで、ちょうど今、テレビ朝日「サタデーステーション」で、その問題を取り上げていました。

北海道のホタテ加工業者が言うには「今まで中国がホタテを爆買いしてくれていたので価格がどんどん上がっていたけれど、これで適正価格に戻り、今まで高くて買えなかった日本の消費者に買ってもらえるようになるのではないか」とのことです。

各水産業者は中国以外の販路を模索し始め、魚介類を観光資源にしている観光地では、中国以外の東南アジアの国々にプロモーションを始めたそうです。

大手スーパー「イオン」が北海道水産物の大規模な物産展を安値で催したところ、とてもよく売れて大盛況だったとのこと。


動きは遅いように見えるけど、各地で脱中国依存の動きは進んでいるようです。

うちの方のスーパーにももう少ししたら安いホタテがたくさん並ぶかな。

 

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   関連記事:「市場への入荷を促すには」 

 

 

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2023年9月22日 (金)

勇気があればというけれど

ジャニーズ問題に関して、長年明るみに出なかったことをもって、これは日本特有の現象だという論があります。
うすうすわかってはいても、「臭いものには蓋」「長いものには巻かれろ」といった極めて日本的な感情に抑えられてみんなが見て見ぬふりをしていた、というものです。

しかし、果たしてそれは日本特有のことなのでしょうか。
たしかに日本人はあいまいな態度で「阿吽の呼吸」とか「水に流す」とか、身近なことに関してはあまりはっきり言及せずにその場を収めるといった傾向があり、外国では物事の決着をはっきりつける、といった印象を持ってしまいがちです。

でも同じ人間、そうとも言えないのではないかと私は思うのです。

例えばですよ、日本に二つの原爆を落としておびただしい数の民間人を虐殺したアメリカの罪。

これを世界の誰も強く責めないではないですか。

「必要悪。原爆投下で戦争を終わらせることができた。」なんて後から作った狡い言い訳だっていうことは、無知な人を除いてみんな知っていることです。

80年近くも経つのに知ってて知らんぷり。

けれども、今さらアメリカの罪を言い立ててどうなるのか、第二次世界大戦の検証をやり直すのか、いったいどの国が一番悪かったのか、そんな途方もないことはとてもできない。大国に逆らうことなどできない。今の世界秩序が根本からひっくり返るような問題提起ができるはずがない・・・・、世界中のみんながそう思ってるからみんなで蓋をしてるだけなんじゃないでしょうか。

ジャニーズの闇を誰も暴こうとしなかった、というけれど、その業界の人にいったいそんな大それたことができたでしょうか。
芸能界は既にジャニーズがいなければ成り立たないぐらいその力は強くなってしまっていたと思います。

暴露した週刊文春との裁判に負けた後も世の中が騒然となったわけではないし、ジャニーズ事務所の売り上げは全く変わらなかったそうです。それは何が何でもジャニーズを支えたいファンの存在がいかに盤石だったかということです。
一人二人のジャーナリストが勇気を出して声を挙げたとて、これを壊すことなんてできたでしょうか。

ジャニーズタレントが支えていると言っても過言ではない芸能界、テレビ業界の仕組みやお金の流れをひっくり返してまで声を挙げる勇気がなかったからといって、私はあまりこれらの人を責める気にはならない。

世の中にはこういうことはものすごくたくさんあると思います。日本だけでなく世界中どの国にもあることだと思います。

この問題を大きく広げた英国BBCにだって、言いたくても言えないことってあるんじゃないですか。

それが人間なんだと思います。

 

むしろ、日常の身近な出来事に関しては自己主張を抑えて「まあまあ」と収めて争いを避けようとする穏やかな日本人の気質が私は大好きですけどね。

 

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2023年9月20日 (水)

VIVANT

毎週楽しみに見ていたTVドラマ「VIVANT」が終わりました。
広大で美しい砂漠の映像は素晴らしかったし、「アラビアのロレンス」へのオマージュと思しきシーンが2か所ばかり織り込まれているのも微笑ましく、騙し合い、どんでん返しの連続でそれこそ息もつかせぬ面白さでした。
かなり費用がかかっているだろうなとは思いますが、かけただけの作品は出来上がったと思います。
何より命がけで祖国を守る男たちの覚悟の行動は感動ものでした。

ドラマの主人公は「別班」と呼ばれる陸上自衛隊特別情報班の工作員なのですが、そういう組織は実際に存在するそうです。
昨日BS-TBSの「報道1930」で専門家3人を招いてかなり詳しく解説していました。
ドラマのような過激な活動はないでしょうが、主に国内外での情報収集をやっているとのこと。
米ソ冷戦時代から存在していたけれど、その頃は予算もなくかなりしょぼい組織だったそうですが、今では予算も人員数も増えているそうです。

こんな秘密組織の存在がテレビで堂々と明かされるようになったんですね。

「VIVANT」の最終回で、政府の要人(局長と言ってたから官僚でしょうか)が「シビリアンコントロールのきかない連中だ。暴走したらどうするんだ!」と別班を敵視するような言葉を吐いた時、主人公の相棒の公安刑事が「それ以上言わないほうが身のためですよ。別班はどこにいるかわかりませんからね」と脅すように制止したのが非常に印象的でした。
ドラマとは言え、そんな台詞をこの日本で聞こうとは夢にも思わなかったよ。


時代が変わったのか、日本が普通の国への歩みを始めたのか。

国防に諜報活動は欠かせないと伝える意図でもあるんじゃないかと思わせるようなドラマでした。

 

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2023年9月15日 (金)

女性特有

我が国初の女性総理大臣として期待されている、というからさぞかししっかりした方なのだろうと思っていましたが。
自民党選対委員長に起用された小渕優子さんが就任記者会見で2014年の政治資金規正法違反事件について聞かれて涙ぐんだそうです。

小渕さんのことを悪く言う人はいない、誰にでも好かれる、とても評判の良い人だ、と以前評論家の杉村太蔵さんが言っているのを聞いたことがあります。
たしかに感じの良い人で、私もブログで取り上げたことがあります。
 「なんとたくましい」 
 「政治家の娘」 

 

総理大臣は「良い人」というだけでは務まらない、なんてありきたりのことを言うつもりはないけれど、それを目指そうというなら、記者会見で痛いところ衝かれたぐらいで泣いてはだめよ。もっと図太くならないと。

女性ってどんなに地位があって重職に就いていても、責められると簡単に泣いてしまう人多くないですか。

やっぱり武器になっちゃってるのかなあ。

泣くのは嬉しい時、感動した時、ぐらいにしといたらどうですか。

応援してるから強くなってくださいね。


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2023年9月14日 (木)

反日日本人の存在

韓国では現政権の「福島の処理水に問題はない」との見解と丁寧な説明により、処理水放出反対デモは収束に向かっているそうです。
やはり賢明な指導者というのはありがたいものですね。
https://twitter.com/TIOffoa1Iny67ll/status/1701795549283000828


ところが、当の日本で必死に「汚染水汚染水」と騒ぎまわる人々がいます。

わざわざ韓国の左派新聞のインタビューを受けて「汚染水は流すべきではない」とか「こうすれば日本を訴えることができます」などとそそのかすようなことを言っているのが、参議院議員福島みずほ氏の夫の海渡雄一弁護士。

妻の福島さんも慰安婦の人たちをそそのかしてデマを広げた張本人だし、夫婦で何やってるんですかねえ。

この二人に限らず、日本には、日本人でありながら日本をけなすことに一生懸命な人々が少なからずいます。

日本という悪辣な国を破壊して正しい国に作り変えたい、という理想に燃えてるのかなんか知らないけど、海渡・福島夫妻のように日本を傷めつけることを生き甲斐にしている人々が盛んに活動していることには警戒しなければなりません。


私だってねえ、名指しでこんなに厳しく人のことを批判したくないですよ。
だけどあまりにひどいじゃありませんか。
なんでこんな人たちを支持する国民がいるのか、よく考えてほしい。

 

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   関連記事:「侵食」 

 

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2023年9月12日 (火)

植え付けた人、出てきなさい

X(旧ツイッター)でこんなこと言ってる人がいるんですけどね → https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1701231968539562438

いまだに安倍さんが憎くて憎くて気持ちが収まらない人がこんな風に悪口を言うのを、ネットで時々見かけます。
なぜ亡くなった後までそんなに憎しみ続けるのか、理由がはっきりしないのですよね。

安倍さんが憲法改正に熱心だったからでしょうか。
でも憲法改正に熱心なのは安倍さんだけではありません。

たぶん自分が大嫌いな人間が多くの人に支持され慕われ続けているのがたまらなく腹立たしいんだろうとは思いますが、そうだとしたら良い年をした大人の態度ではないし、そんなことばかりネットで発信してたらバカだなあと思われるだけだと思うのですがねえ。

しかし、その憎しみの感情のあまりのしつこさに、これは一生治らない心の病・・・、と言っては失礼かもしれませんが、それに近いものなのだろうなあと改めて思います。
日の丸を見たり君が代を聞いたりした時に、どうしようもない嫌悪感を感じて実際に吐き気がしたり蕁麻疹が出たりする人が一定数いるそうなのですが、その現象と同じようなことかと思います。

植え付けられたモノが原因なんでしょうね。


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  関連記事:
     「国歌を歌いたくない若い人たち」 
     「安倍首相にご執心」 

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2023年9月10日 (日)

見てるか、ジャニー

ジャニーズ問題、ようやく世間にはっきりと知られるようになりました。
おぞましくて話題にするのも憚られるようなことですが、明るみに出てよかったと思います。

所属タレントの立場でありながら矢面に立ち、質疑に応じた東山紀之さんと井ノ原快彦さんは針の筵に座らされているような心境だったでしょう。

東山さんにはいろいろ批判もあるようですが、決死の覚悟であの場に臨んだのだろうと思います。
会見全部を見てはいませんが、このpostでジャニーズWESTの中間淳太さんの発言を聞き、そう思いました。
もう加害者はいないのですから、このようなことは今後は起きないでしょうが、まだまだ難題は続きそうです。
被害者への補償問題や、虚偽の申告でお金をせしめようとする者が出てくる危惧とか、前社長が株を100%所有していることから体質を変え難いとかの問題もありますね。

新社長の東山さんによると、加害者の名を冠した社名を使い続けるようですが、それはあり得ない。
あれほど酷い罪を犯した者の名を使うのはどう考えてもおかしいし、変えないというなら、心ある所属タレントは他のプロダクションに移るなりなんなりした方がいいでしょうね。

「ジャニーズ」という名前があまりに有名になりすぎ、言葉として普通名詞みたいになってしまっているからなのか、変えることに抵抗感があるようですが、有名企業が社名変更することは別に珍しいことではないですよね。
社名を変えるのはそれほど難しいことでしょうか。社長がただ決断すればいいんですよ。
「変えないでほしい」と言い張る人たちがいるのかもしれませんが、これこそ何の忖度も必要ないです。抵抗があっても、これほど簡単に論破できることはありません。

それに、「ジャニーズ」の名前がなくても一人一人立派に活躍しているタレントさんたち多いですよね。どの人がジャニーズでどの人がそうでないかなんてわからない人のほうが多いと思います。

前述の中間さんもそうですが、とてもしっかりしていて、ただ歌い踊るだけじゃない、色々な才能を持った人たちがたくさんいます。それだからこそ、今の地位が築けたのであって、もうジャニーズという名前に寄り縋る必要などないと思いますよ。

 

それにしても、自分の欲望を満たすためなら平気で十代の子供の心身を傷つける鬼畜のような人は芸能界に限らずどこにでもいると思うと親御さんたちは気が気ではないと思います。
子どものそばに常についていてあげられるわけでもなし、「こういうことをする悪い人がいる」と危機意識を持たせ、「こういう時はこうする」と自分を守る方法を折にふれて教えてあげるしかないですね。

 

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2023年9月 6日 (水)

「中国を刺激してはならない」が元凶

日本が処理水海洋放出したことで、中国が「原発汚染水を海に流した」と言いがかりをつけ、日本の海産物の輸入を禁止しました。

こういうことをされると中国への輸出で儲けていた日本の業者はとても困ります。

日本の左翼は「海洋放出したのでこんなことになった。今すぐ放出をやめろ」と、日本が悪いと言わんばかりです。中国さまを怒らせてはならないというんですね。

中国は処理水に何の問題もないことぐらい知ってるし、ただ政治的意図があってやってるだけなのだから言いなりになることはないです。

政府はさっそく対策に乗り出しました。
(産経新聞社説より)
・国内消費の拡大___国民が1年間に1600円多く魚介類を消費すれば、中国・香港への輸出額に等しくなる。
・防衛省は全国の自衛隊の部隊などに国産水産物の積極的な消費を呼び掛ける事務次官通達を出した。
・漁業者に対する新たな支援事業___中国で行ってきたホタテ加工を国内で行うための機械設備の導入や海外販路の開拓。

国内消費については国が無理やり買わせることはできないけれど、国民が漁業者を支援する気持ちがありさえすれば消費拡大は可能です。

中国の暴挙への対抗策としてWTO(世界貿易機関)に提訴することを多くの識者が主張していますが、政府はこれには及び腰のようです。
中国をこれ以上怒らせたくないのでしょうが、そういう腰の引けた態度がこれほどまでに中国を増長させた原因の一つでもあるでしょう。

日本はこれまで中国に莫大なお金をつぎ込み技術を提供して、大事に大事に育ててきました。

怪物をこんなに大きく育ててしまった日本には「製造者責任」があるのではないでしょうか。

その責任とは、その性悪な怪物の増長を抑えることで果たされましょう。


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    関連記事:「悪に屈服するしか道がないとは思えない」 


 

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2023年9月 5日 (火)

市場への入荷を促すには

福島県産の魚介類を小売店で見ることはあまりなく、卸市場への入荷も少ないようです。
産地直送などをネットで申し込む方法はありますが、やはり店頭で直接見て買いたいと思います。

大手スーパー2店に「福島の海産物を食べて応援したいという人は少なくないと思うので仕入れていただけないか」とメールしましたところ(参照「みんなで食べよう」)、すぐに返信が届きました。

A社
・福島県産の魚介類については、豊洲市場への入荷魚種・数量ともに少なく、仕入れができていない状況
・首都圏への入荷が増えたら取り扱いを検討する
・貴重なご意見を市場や産地にも伝える

B社
・処理水放出に関係なくその時々に市場に並ぶ水産物の鮮度や品質等を見極め買い付けを行っているので、今後福島の良い商品を見つけた時には買い付けを行い、販売する可能性もある
・宮城産の生ガキの販売や、10月には東北フェアを予定

 

要約しましたが、とても丁寧な文面でした。

非科学的な強弁で「放射能怖い怖い」と煽り続ける活動家のことなど気にせず、福島(東北全般)のおいしいお魚を食べましょう。
活動家は日本の原発徹底廃止(外国のは容認)と、政権攻撃のために騒いでるだけですから。

漁師さんたちも「風評が怖い」などと言ってないで堂々と漁に出てください。安全だとわかっている消費者が応援しますから。

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2023年9月 2日 (土)

日本とアフリカの架け橋

参議院議員鈴木宗男氏の秘書をなさっていたコンゴ出身のムウェテ・ムルアカさんが亡くなりました。https://news.livedoor.com/article/detail/24911312/

彼は中国のアフリカ進出を警戒し、日本に対して「もっとアフリカに目を向けてください」と訴え続けていました。「若者はフロンティアをめざす」 

ムルアカさんの提言が功を奏したのかどうか、安倍晋三元首相はアフリカ諸国とのビジネスを民間に促すことに熱心で、アフリカに進出する企業は年々増え続けているそうです。

日本とアフリカはwinwinの関係になれる、と信じ続けたムルアカさんのご冥福をお祈りします。


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