侵食されても呑気な日本
夕方のラジオ番組、ニッポン放送「zoom!そこまで言うか」に、スパイの罪で中国に6年間収監された日中青年交流協会元理事長の鈴木英司さんが出演して刑務所生活について語りました。
いきなり拘束され、たとえ家族が「中国に行ったまま帰ってこない」と外務省に助けを求めようが警察に訴えようがどうにもならないそうです。中国ってそういう国なんです。
どういう罪で拘束されたのか、裁判が始まるまで教えてもらえないし、裁判の中身も非公開です。
素直に罪を認めれば刑期が一年短くなるという大雑把な決まりみたいなのがあるのですが、鈴木さんは悪いことはしていないので罪を認めなかったため、6年以上収監されました。
鈴木さん本人は長年日中友好に尽くしてきたのでなぜそんな容疑をかけられたのかわかりません。
日本の公安の人たちとの集まりに出たことはあったそうで、それが容疑をかけられた理由らしいとのことです。日本の公安は対外的なスパイ組織ではありませんが、中国では諜報機関と認識されているようです。
鈴木さんが最も驚いたのは、公安メンバーの顔写真などが記載された名簿が中国に流出していたことだそうです。
これは公安の中に中国の協力者がいることを疑わせるものです。
日本政府のあらゆる組織の中に中国勢力が入り込んでいる、というのはよく聞く話ですが、やはり事実なのかもしれません。
これは単にラジオ番組で放送されて「へーそうなんだ」で済む話なんでしょうか。
日本政府、大丈夫ですか。
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