ああ選挙
国民民主党代表の玉木さんの発言です。→ https://sn-jp.com/archives/142874 ≪高所得者であっても現役世代の負担をこれ以上増やすのはけしからん、その前に、高齢者自身の負担を増やせとの言う声を多数いただきました。まったくその通りです。≫
非常に勇気ある発言だと思います。
他の野党から反発され、当の高齢者からは票はもらえないかもしれません。
それでも、現役世代の負担軽減のために、ひいては国を衰退させないために、嫌われてもやらなければならないことがあるのです。
政治家がみんな玉木さんのように嫌われることをいとわず、国の将来のための政策を出せば良いのですが、ほとんどの政治家は選挙で勝つためにおいしいことしか言いません。→「目も眩む時代」
「高齢者にもっと負担をしてもらう」、これをはっきり口にするのは日本維新の会と国民民主党だけです。
国のためにやらなければならないことを嫌われる覚悟で言う。これは政治家として信用できると思うのです。
国民がこういう政治家の覚悟にどう応えるか、それが重要です。
選挙のなかった時代は一般庶民の意見が反映されることもなく、武力で権力を勝ち取った者が政治を行いました。
統治者が優れていれば、それはそれで良い政治ができるでしょう。
歴史を紐解いてみますと、指導者が世襲であった頃、つまり選挙制度がなかった時代には、日本中に「名君」は珍しくなかったように思います。
国民の選挙によって政治家が選ばれる今は、国民の支持を得なければ政権は取れないし、国民の同意がなければ政策を実行するのもなかなか難しい。
雨あられのように降って来る国民の喧しい意見や文句を政治家は無視するわけにはいかないのです。
国民の顔色を窺うあまり名君になろうにもなれない、民主主義にはそういう側面があります。
それならば私たち有権者はどうするべきなのでしょうか。
「こんなことを言えば自分たちは選挙に負け政治家でいられなくなるかもしれない、けれども国の将来のために言わなければならない」 そういう政治家をこそ私たちは選ぶべきだと思います。
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