情報を吟味
ジャーナリストの高山正之氏が週刊新潮コラム「変見自在」で次のように書いています。
≪アステカの最後の王モクテスマは「怒った民の投石を頭に受け、翌日亡くなった」とその場にいたスペイン人が証言し、歴史にもそう記録されてきた。 ところがつい最近、イチジクの樹皮に書かれた古文書が見つかって「スペイン人が刀で王を滅多切りにした」ことが分かった。
歴史はきちんと検証しないと好きなように弄(いじ)られるといういい見本だ。≫
高山氏の言葉を借りれば、日本ほど歴史を好きなように弄られた国はないのではないかと思います。
いちいち挙げるのもしんどくなるほどやられ放題でしたよねえ。
デマの盛り上げに喜んで加担する日本人もいますし、冤罪を晴らすことに日本人全般があまり熱心でなかったこともあって、いまだに真実が知れ渡ってすっきりしたとも言い難い。
さて、今もフェイクは作られ続けています。
どんな嘘もSNSでたちまち拡散され、信じ込まれ、虚偽であったと訂正された後も信じ続ける人は少なくありません。
例えば「橋下徹氏と上海電力との癒着関係」など、いまだにSNSで取り沙汰され続けていますが、音喜多政調会長の説明でも聞いてみればいいのに、と思います。→「保守の維新アレルギー」
SNSで出回ってる情報のどれが本当でどれがデマなのか、しっかり見極めたいとは思うものの、素人には現場取材能力もありません。
まあ、できることは、何かの情報を見た時にすぐに感情を噴き上がらせず、関連する情報をあちこちに求めて冷静に判断することぐらいかなあ。
「けしからん!」と反射的にSNSに書き込む前に一呼吸置いた方がいいですね。
| 固定リンク

コメント