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2024年1月23日 (火)

夢を見ていられる豊かさ

裕福な人から富を徴収してみんなで平等に分け合えば貧乏な人もいなくなりみんなが幸せになれる、といった考え方で政治をやってほしい、と考える人がこの世にどれだけいるのかわかりませんけど、政治家でもそういう考え方の人はいますし政党もあります。
ある新興政党などは、その経済政策は正しいと評価されることも多いのですが、党首が「虐げられし者たちよ、蜂起せよ」と言わんばかりに涙を流しながら演説する姿には、共産主義革命でも企てているのかなといった印象を持ちます。

あり得ないことだけど、もしそういった政党が政権を取ったらそういう社会は実現するんでしょう。
ただし、そういう政治や社会を持続させるためには国民の統制は不可欠なので、思想・言論の自由はなくなります。

中国や北朝鮮のような自由のない厳しい管理・監視社会なんて誰が望むのかと思いますが、それでもそういう政治家・政党を支持する人はいます。

 

ずっと前にこんなの書いたことがあります。→「おばあさんはコタツでみかんを食べる」 

長いですが、一言でまとめれば:
≪「コタツでみかんを食べる幸せがあればそれでいいじゃないか」と内田樹さんは言い、私はそれに反対しないけど、人の気持ちを一律に揃えるってどうやってやるの?≫ ということです。

独裁者が自ら範を示して質素な生活をし、それを国民にも強要し、異論は認めない・・・とまあこういう全体主義国家になればそれは可能だと思いますが。

結局、小さな幸せをみんなが満喫できる社会の実現、そしてそれを持続させるためには「自由」は邪魔ということになりますか。

 

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