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2024年2月25日 (日)

君たちはどう生きたいのか

<前記事より>

週刊新潮に和田秀樹医師の高齢者の生き方への提言の記事がありました。
ジャーナリスト岩田明子氏との対談です。

和田医師は「高齢になったら、(体の不調があれば診てもらえばいいけれど)定期検診は必要ない」という考え方です。

検診ではコレステロールとか血糖値とか血圧とか調べるわけですが、そういう値をいちいち気にするよりもっと自由に生きた方がいい、というのです。
≪おいしいものをたらふく食べて早死にするか、味気ない食事を続けて長生きするか。
頭が冴えたまま早く死ぬか、ぼんやり長生きするか。
それは医者が決めることではなく自己決定すべき≫

ガン検診についても:
≪85歳以上で体にガンを抱えていない人などいない。進行は遅いので、70過ぎたら検診でわざわざガンを見つけ出すことはやめて「ガンと共存」するのが得策。
別の病気で亡くなった老人を解剖すると必ずガンが見つかる。知らぬが仏。
高齢になって癌を除去する手術は体力を落とすデメリットの方が大きい。日本のガン治療は切り過ぎ。≫

≪80を過ぎたら我慢しない 食べたいものを食べお酒やたばこもやめる必要はない。もうすでにどこかに癌はある。それならストレスフルな生活より好きなことをして気楽に生きて免疫力を高めた方がいい。≫

 

こういったことは和田先生でなくても以前から散々言われていますが、いまだに高齢者医療の実態は変わってないんでしょうね。

利権が絡んで変えにくいということがあるのかもしれませんが、高齢者自身が自立的に考えて、自分が余生をどう生きたいのか一度見つめ直すことが大切だと思います。
検査結果に神経質になって「薬だ、食事制限だ」と対応しながら長く生きるのか、そんなに長命でなくても自由にのびのび過ごすのか、それは個々人の選択です。

そんなにうまく死ねるとは思わないけど、私は76歳まで生きさせてもらったんだからあとはもう太く短くだね。

ビールが好きで2・3日おきに飲んでるのですが、これからはアル中にならない程度に毎日飲んで、時にはワインや日本酒も遠慮なく楽しんじゃおう。

厚労省のガイドラインでは一日のアルコール摂取量は20g以下に抑えた方がいいらしいけど、そんなん知らんがな。

 

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コメント

昨日ユーチューブチャンネル「デイリーWiLL」で【鎌田實】氏が和田医師との共著、医者だから言える「医者の話を鵜呑みにするな」についてコメントしてました。
それによると、和田医師の血圧は200、それを薬を使って170に落として生活している。これ以上落とすと仕事にならないそうです。
また血糖値は660,A1Cは10以上、これを薬で10とか9に落としている。それで普通人の倍以上の仕事をこなすそうです。
糖尿持ちのわたしから見ても驚愕する悪い数値です。まあ、病気を気にして細々生きるより、自分の生きたいように精一杯生きてコロリと逝く。
好きな酒を飲み、食べたいものを食べ、少しくらいメタボがなんだ!っていう感じですかね。

投稿: 十七匹橋 | 2024年2月26日 (月) 11時55分

★十七匹橋さん

私は自分の数値知らないのでよくわかりませんが、それでも和田さんの血圧200というのはすごいですね。主人の血圧が150だか160で下げる薬飲んでますから。

>病気を気にして細々生きるより、自分の生きたいように精一杯生きてコロリと逝く。

生きたいように生きるのもなかなか事情が許さないこともあるかと思いますが、長生きするためだけに好きなことを我慢するより、仰るように「好きな酒を飲み、食べたいものを食べ、少しくらいメタボがなんだ!」という姿勢が良いと思います。

投稿: robita | 2024年2月26日 (月) 14時07分

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