BSフジ「プライムニュース」は良い
「なぜこんな法律が通ってしまうのだろう」とか「なぜこうしたことを防ぐ法律が早くできないのだろう」と思うことがよくありますが、「多くの国民が反対しているのに」とか「多くの国民が切望しているのに」とか、もどかしく思っても、国民が望まない法律はなぜか素早く成立し、望む法律は何年待ってもなかなかできません。
また、ネットなどでは大きな問題として話題になっているのにテレビではまったく取り上げず盛り上がらない事案も非常に多い、ということもあります。
あらゆる情報が飛び交うこのご時世に、インターネットとテレビの間にはまるで情報を遮断する堅固な壁が存在するかのようです。
テレビはネットからくだらない情報は素早く仕入れるのに大事な情報は無視するのですが、そこにはそれなりの理由があるのでしょう。
昨日のBSプライムニュースで、改憲について視聴者からのメールにこういうのがありました。
≪改憲の論議が進まないのは、現憲法がどのようにしてできたのか知らない国民が多いからではないでしょうか≫
ゲストの櫻井よしこさんが「まさに仰る通りで、この憲法は日本が二度とアメリカに歯向かわないよう意図されて作られたものです。そのことを日本国民が知る必要がありますね」と。
こんなことは戦後ずっと言われてきたことなのに、80年近く経ってもまだ周知されないのはなぜなんでしょう。
それはマスコミのせいだとも言えますが、様々な情報に自由にアクセスできる時代にそれをしようとしない国民の責任が最も大きいと思います。
「多くの国民が望むこと・望まないこと」とは言いますが、実際のところ、マスコミに操られるだけで自ら考えようとしない国民の方がずっと多いのかもしれません。
まあどこの国でも同じような状況かもしれませんが、日本人の知力を考えると、もう少しどうにかなりそうだと思うのですけどねえ。
・・・と、このようなことを20年近く書き続けてきました、私。
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