手法が悪いのか、改革そのものが嫌われるのか
兵庫県の斎藤知事のパワハラや業者から提供された物産品の独り占めなどが問題になっていて、知事はやめる気がないし、知事の問題言動は次から次へと出てくるし、一向に収束しません。
ニュースキャスターの辛坊治郎氏がこんなことを言っていました。
「兵庫県の前政権が20年・5期。そのトップがいるということで役所ができ上がっていますから、多分『若造のトップがきやがって』という、すごい職員の反発がベースにあるんで」https://sn-jp.com/archives/172983
元東京都知事の舛添要一氏は:
「おねだりと言うけど、知事が生産品をほめて『ぜひ食べてみたい』とか『使ってみたい』などと言うのは何もおかしなことではない。私の時もそういうことはよくあった」
一か月ほど前の週刊新潮には斎藤知事の中学高校時代の同級生たちの証言が載っていましたが、「頭が良くていい奴」「彼のパワハラ的な言動なんて見たことも聞いたこともない」などというものでした。ことさら悪く書きたがる週刊誌でもこうです。https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5ba8667315d01d06c2df13b2000d47e963610f?page=2
パワハラやおねだりについての兵庫県職員アンケートでは「・・・ということがあったと聞いた」という側聞が多く、一部の反知事勢力が意図的に広めているのではないか、という気もします。https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20240823/2020026133.html
知事も最初に受けた空気感から「舐められてたまるか」という思いでもあったのか、高圧的に出てしまったかもしれないし、互いの相乗作用でエスカレートしていったとも考えられます。
新しくやってきた改革派の長と役人との軋轢は日本全国今までもよくありました。
特に維新の会は利権構造を守ろうとする側からは蛇蝎のごとく嫌われています。
何が事実なのかはわかりません。「いい奴」だった斎藤氏は政治をやるようになって豹変したのかもしれませんし、職員がパワハラに脅えているのは本当のことかもしれません。
でも、テレビなどで面白おかしく報じられることだけが真実ではないかもしれない、という警戒心はいつでも持っていた方がいいと思います。
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