活力を取り戻すためにまずは安価な電気を
日本は30年以上も経済が低迷していて、今回の与野党の党首選では候補者たちは「経済対策」を口にします。
経済対策って何をするんだろう。
「日本の経済構造を変革するために取り組まれるべき経済活性化の基本は、生産性上昇率を引き上げ、資産収益率を高めることである」なんて内閣府のHPには書いてあるけど、具体的に何をするのかはよくわかりません。
経済の立て直しには、まずは充分な電力が必要なんじゃないかと思うのですが、政治家がそこを強調することはあまりないように思います。
これからどんどんデジタル化も進み、最先端の技術を開発し利用するにあたってますます大量の電力が必要になって来ると思うのですが、エネルギーをどう確保するのかその対策は真剣に考えられているのでしょうか。
「日本をもう一度元気に!」と政治家は声を張り上げますが、減税とか給付金とか金融政策とか少子化対策とか移民を入れるとか、そんなこと以前にまずは安価な電力ではないのでしょうか。
先日のBSフジ「プライムニュース」はエネルギー問題についてでした。https://www.youtube.com/watch?v=zPsRbXgfT0o
国際環境経済研究所理事の竹内純子氏は言います:
「この13年間、化石燃料の輸入で国富が流出し続けている」
「稼いでも稼いでも出血し続ける状況をなんとかしないといけない」
「エネルギーは国力」
安全が確認された原発を速やかに動かしたらどうかとか、安全性の高い小型原発の建設を進めたらどうかという議論は、原発反対の圧力もあって、13年間堂々巡りで何の進展もないように見えます。
旧型原発に代わる新しい発電設備を開発・建設するためにも日本は豊かになる必要があるんじゃないでしょうか。
稼いでも稼いでも出血する状態で、豊かになんかなれないと思います。
潤沢な電力がないと経済は低迷したまま、日本はどんどん貧しくなる。それを国民は良しとするのでしょうか。「日本を元気にしたくない人がいるのか」
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