自民党という政党
昨夜のプライムニュースは保守の論客、井上達夫・先崎彰容両氏の出演で「保守とは何か」。
井上氏は「統一教会みたいな怪しい団体と関係を持ったり、安倍氏だってビデオメッセージまで送っていた。何が保守か、今の自民党に保守など一人もいない」と、発音が不明瞭で正確には聞き取れなかったけれど、とにかく今の自民党の保守政党としてあるまじきブザマさをこきおろしていました。
まあ井上氏が法哲学者として「保守のあるべき姿」を評論するのはわかるけれど、自民党としては、時として情けない姿をさらすことになるのも仕方のないことだと私は思うのですよ。
それはこういうことです。→「私腹を肥やすために政治家にはならないでしょ」
国家を潰さぬよう運営していく責任ある政党として、どうあっても下野するわけにはいかないので、なりふりかまわぬ手段を用いざるを得ないということもあるんじゃないでしょうか。
政権与党としての議席数を保つために、不本意な政党と連立を組んだり、胡散臭い団体と関係を持ったり、選挙資金として裏金だって貯める。
single40さんは「自民党の原動力は保守イデオロギーではない。様々な立場の国民の利害の調整という極めて現実的な仕事をするために勝たねばならないのだ」という意味のことをお書きになっていますが、自民党の本質を突いているのではないでしょうか。→<勝つのが当然>
国民から見てると政治家ってなんて狡くて節操がなくて誠意のない人たちなんだろう、と思いがちですが、そうは言っても、真の保守思想を追求するあまり国民を食わせることができなくなっても困るわけです。
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