ケンカする相手が違う
産経新聞の「話の肖像画」というコラムでジャーナリスト田原総一朗氏のインタビュー記事が連載されています。
田原氏は「昔に比べて面白い報道番組がなくなった」「ジャーナリズムが面白くなればみんな注目する」「面白くて視聴率が取れる番組を作ればいい」と言っています。
どうすればいいかというと、「あらゆるタブーに挑戦して、問題に切り込み、視聴者をうならせる番組をつくればいいんです」ですと。
私もそう思いますよ。
たしかに田原さんは「朝まで生テレビ」という型破りの討論番組を長く続けていて、私はほとんど見たことがないけれど、そこではかなりぶっ飛んだ議論が交わされているようです。
でも深夜なので、視聴できる人は限られます。
私がよく見る「プライムニュース」は、かなり面白い議論が聞けますが、BS放送なので地上波番組の陰に隠れてしまいます。
地上波の報道番組はおしなべて左偏向気味で、中道~右寄りの意見は深夜かBSやネット配信でしか聞けないのは不公平ですよねえ。
例えば一昨日の「プライムニュース」では、評論家櫻井よしこ氏が、首相が靖国参拝できなくなったのはマスコミの罪だとはっきり言いました。https://sn-jp.com/archives/176990
文章じゃなくて実際の話を聞けば誰でも靖国問題の本質がわかるんじゃないでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=kLoKcOn9JP0 ←5分の2ほど過ぎたあたりから靖国問題について
こういう意見をちゃんと理解すれば、靖国神社に参拝しただけで「極右だ」などと騒ぐのはおかしいとわかるはずです。
靖国問題に限らず、触れにくい問題をBS放送だけとか深夜だけとかに討論させるんじゃなくて、地上波で人の起きてる時間帯にやったらものすごい注目を浴びるのは間違いありません。でもテレビ局はやらないんです。
なぜでしょうか。
田原氏は「テレビ局の一番の問題は(政府に生殺与奪権を握られている)『免許事業』ということ。その制約の中で僕はどうやって“政府とケンカ”をするか、を考えて番組を作ってきました」と言います。
「政府とケンカ」ねえ・・・
政府が日本のためにやろうとしていること、つまり、改憲、軍事、スパイ防止法、原発、マイナカード、沖縄、中国、韓国、等々の問題について本当のことを報道したり本気で討論したりする番組ができれば、政府は困るどころか喜ぶんじゃないかなあ。
今のテレビは、政府にじゃなくて左翼勢力に遠慮して突っ込んだ話ができなくなっているじゃありませんか。
ジャーナリストは本当は左翼勢力(外国勢力かも)とケンカしないといけないんじゃないの?
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