苗字 姓 氏
選択的夫婦別姓法制化を希望する勢力は少数ながら非常に熱心です。
長年にわたって議論されてきたと思うのですが、なかなか進まないのは、国民の大多数がそれを望まないからでしょうね。
そもそも「苗字」とはいったい何ぞや。
それは自分の生まれるずっと昔から連綿と続く「家名」を表すものだろうと思います。
その「家」というものを大切に思う人が「生まれた家の名前をずっと持っていたい。自分の個人名の上に生家の名前を冠していたい」と願うのだろうと思います。
私など、由緒正しい名家の子孫でもないせいか、「家名」に特段の執着はなく、姓とはただの「一つの家族を表す符号」のようなもの、つまり他の家族と区別するための便宜的な呼称だと割り切ればいいじゃないかと思っているので、家族の苗字をバラバラにしてまで「家名」を重んじる人の気持ちがよくわかりません。
ひとつの家族としての名称、いわば、グループ名ですよね。
グループを表す名前は一つ、というのが普通じゃないですかねえ。
客観的に見てもわかりやすい。いわば事務処理的にも簡便で明快で合理的ではないかという理由で、一家族一苗字が最善だと思うのですが、ドライに過ぎますかね。
保守派としては先祖伝来の家名を大事にすべきところでしょうが、この場合「左翼」がそれにこだわってるという逆転現象が起きてるような気もします。
尤もそのこだわりには何か別の意図でもあるのではないかと勘繰ってしまいますが。
まあしかし、一部の人たちが強く主張する選択的夫婦別姓、どうしてもというならやってみたらどうなんでしょう。
実はそれを選ぶ人はそんなに多くはいないのじゃないかな。
内閣府やマスコミによる調査では、
①同姓支持:20%~30%
②同姓維持のうえ通称を使用:42~47%
③別姓支持:20%~30%
で、①と②を合わせると同姓支持は6~7割になると思われます。
子供たちにアンケートを取ってみても「家族の苗字がバラバラなのは嫌だ」という意見が9割以上だそうです。
子供たちの気持ちを蔑ろにするのは良くないと思います。
③の別姓支持の人たちだって、子供たちの意見を誠意をもって聞くようになれば、ずいぶん減るかもしれません。
同じ姓の方が家族の絆が強まるとは私は別に思いませんが、家族は一つの名前でまとめるほうが便利だし自然な感じがする、という人の方がずっと思いますよ。
家族を指して「〇〇家」という言い方は昔からありますが、特定の家族に対してそれができなくなるというのも変。
「ファミリーネーム」っていうじゃないですか、ねえ。
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