大変なことだと思わなかったのか
拉致被害者の有本恵子さんのお父さん明弘さんが亡くなられました。
娘に再会するまではと頑張っておられましたが力尽きてしまいました。
夕方のラジオ番組「ズームそこまで言うか」でキャスターの辛坊治郎氏が、恵子さんが北朝鮮に連れ去られた事実が判明した経緯について語りました。
恵子さんは同じく拉致された日本人男性と共に監視の目をかいくぐり、日本の家族宛てに「自分たちは北朝鮮にいる」と書いた手紙を知り合った外国人男性に託しました。命がけの行動でした。
1988年、その手紙は奇跡的に神戸市の有本さんの家に届き、驚愕した両親はその手紙を持って関西の有力野党政治家に相談に行きました。なぜなら、その政治家は北朝鮮と太いパイプを持っているということを聞いていたからです。
しかし、その政治家は「そんなことあるわけがない」と相手にしませんでしたし、外務省の対応も冷たいものでした。
さらにその有力政治家はあろうことか「こういう手紙がそちらから届いている」と北朝鮮に知らせてしまったのです。
北朝鮮側が本当のことを言うわけがありません。
その政治家は恵子さんたちが拉致されていることを外部に知らせたことで彼女らに危害が及ぶなんて想像もしなかったのでしょう。
明弘さんはその政治家に手紙を見せたことを生涯後悔していたということです。
辛坊さんはその政治家の名前を言いませんでしたが、当時誰でも知ってる有名な人です。
その人は生きている間に有本さんに謝ったのでしょうか。北朝鮮に対する認識を改めたのでしょうか。
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