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2025年2月24日 (月)

いたわしくいとおしい

今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」は吉原が主な舞台になっていますが、子供たちも見る時間帯に遊郭の描写が多いことに違和感を感じる向きもあろうかと思います。

ビジネス総合誌「プレジデント」で≪「花魁の美しさ」でも「教養の高さ」でも「劣悪な労働環境」でもない…江戸の遊女に来日した西洋人が驚愕したワケ≫という記事を読み、西洋の娼婦とは人々のとらえ方が違う吉原の遊女たちの哀しさに改めて思いを致しました。

彼女たちのほとんどは親の借金のかたに売られ、親を助けるために苦界に身を沈めたのです。

いわゆる「道を踏み外した女」ではなく、親孝行の健気な娘たちでした。

江戸の人々もこういう事情を知っていたために吉原の遊女たちには同情的で、西洋人が驚くほどに差別感情も持っていなかったということです。

家を救うため意に沿わぬ場所で働いた女性たちの境遇について、こういったドラマを通して若い世代にも広く知られることは必要ではないかと思いました。


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