御室仁和寺いまむかし
先日久しぶりに京都に行ってきました。
妹が友人から京都のホテルの割引券をもらったので、目標もなくとりあえず京都行こうと出かけました。
京都は大好きですが、主だった名所は既に何度も行っているところばかりだし、そういうところは観光客でごった返している・・・、で、前に一回行ったけど山のほうなら、と叡山電車で貴船神社へ。
しかしここも混んでいて、お昼に手ごろな値段のお蕎麦屋さんに入るのに外で順番を待ちました。
次の日は、御室の仁和寺へ。京都駅からバスで40分ぐらいだったでしょうか。
ここは高校2年の修学旅行の時に来たことがあります。もう60年も前になりますね。
古文の授業で習った兼好法師「徒然草」の中の「仁和寺の法師」が頭にあったからか、自由時間に友人3人で訪ねたのですが、門前周辺には人の姿がほとんどなく、中に入っても参拝客は私たちだけでした。
若い男性が二人出てきて案内してくれました。
二人とも僧侶ではなさそうで、一人は白い着物に袴を着けた神職みたいな恰好、もう一人はその友人かなんかがフラッと遊びに来たといった雰囲気で、二人で軽やかに冗談など飛ばしながらずっと付き添って説明してくれました。
寺を出てから、(近隣にあるらしい)立命館大学のアルバイト学生かなんかじゃないの?と囁き合いました。
どこへ行っても外国人観光客で溢れかえる今、仁和寺の回廊を女学生3人で独占的に歩き巡ったことを懐かしく思い出します。昔は長閑でした。
仁和寺は宇多天皇が譲位後に建立して入寺し、その後の歴代住職もほとんどが天皇家から迎えられた格式高い門跡寺院です。
その門跡の方々の私的居住空間を「御殿」というのでしょうか、宸殿、霊明殿、白書院、黒書院とかの名前がついた建物がすべて渡り廊下でつながっていて、各お部屋や白い砂利に松が植えられた庭を眺めながら歩きます。なんといってもこの回廊が素敵です。
今回、昔と違って観光客は多かったけど、高校生の時に訪ねて感動した仁和寺は記憶のままでした。
再び京都駅に戻って伊勢丹の地下で下鴨茶寮のお弁当を買って帰宅し、夕食といたしました。 お値段だけあってたいへん美味しゅうございました。
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