たとえ世界政府になっても日本の良さは永遠
保守政党でなくなった自民党は保守層からの支持を失い、来る参議院選挙では間違いなく大敗するだろう、などと言われます。
「左翼政党になった自民党」
「保守思想」とはどういうことを指すのでしょうか。
政治学者岩田温氏が著書「自民党が消滅する日__左傾化と迎合の病理」で痛切に訴えているそうです。
九州大学大学院教授、施光恒(せ・てるひさ)氏による書評を週刊誌で読みました。
≪岩田氏は「保守主義の精神」を次のように説明する。
「我が国に生まれたという宿命を受け入れ、歴史を愛し、将来世代に繫栄した祖国を遺すところにその要諦がある」
「国家は先祖から伝えられたものであり、子孫に伝えるべき」ものだと見なす。
「保守主義の精神」は普通の人々の生活感から離れた崇高な理念だと思われるかもしれない。
しかし実は半ば無意識に日本人の多くが共有しているものだ。___≫
施教授は依頼されて日本各地で選挙啓発の講演をよく行うとのこと。「選挙に行きましょう」と人々に促すための講演です。
しかし、「民主主義国での国民の義務だから」といった言い方では聴衆には響かないといいます。
人々に納得してもらえるのは次のような話し方だそうです。
≪当地の水利事業などの歴史を取り上げながら、
「いま私たちが、この国やこの地域に暮らせているのは先人の努力のおかげだ。だが彼らはもう亡くなっているので、その恩を直接返すことはできない。現在を生きる私たちは子孫のために、この国や地域社会をさらに良いものにして遺さなければならない。そのためには政治に関心を持ち、投票に行く必要がある」≫
≪これは保守主義の精神そのもので、多くの日本人は、あまり意識せずにこれを保持している。
だからこそ長年、保守政党たる自民党は多くの国民の支持を得てきたのに、今の自民党は世代間の継承の担い手たる地域社会や家族のかたちを損なうような施策ばかりに熱心になっている≫(要約)
保守の思想とは理屈ではなく感覚であり、日本人が無意識に継承してきたものと考えればいいですね。「論じるんじゃない、感じるんだ」
それを破壊しようとする外国勢力や日本の左翼勢力の謀略に乗せられてか、やむを得ない事情があるのか、違和感しかない思想を無理やり導入しようとする政治家たち。
それに不満を持った人たちの受け皿として、「我こそは保守」と名乗りを上げるいくつかの政党が出現しました。でもどれも残念ながら過激だったり品がなかったり胡散臭かったりするのです。
SNSではリベラル化した自民党を、「保守派」ぶって批判し「移民が増えたー。安倍や岸田のせいだー」と叫んだり、あえてアジア諸国の人々を蔑んで見せる「実は左翼」っぽい人々もたくさん見受けられます。
なんだか過激な右翼や似非保守だらけになってしまった感があります。
ただ、もう「真の保守」で政治をやるのは無理な時代なのかもしれません。
いずれ「地球の時代」が来るんでしょうから。 「世界はひとつになり始めているのか」
よろしくお願いします ⇒
人気ブログランキング
関連記事:

最近のコメント