侵食? なにそれ
日本本土から南へ約1700km離れた太平洋上に沖ノ鳥島があります。
サンゴ環礁で、海面に出ている岩の部分は侵食から防ぐためにコンクリート構造物などで保護されています。
1925年に日本海軍がこの島を測量し、どの国にも領有されていないことを確認して1931年に日本領土に編入されました。
その後、太平洋戦争で米軍に占領された後、1968年に日本に返還され、正式に日本領土になりました。
しかし、中国はこれに不満で、中国公船が島周辺のEEZ内をうろついたり、昨日はこんなニュースを各メディアが発信しました。
≪中国、沖ノ鳥島周辺での活動を正当化 「島でなく岩」「日本が干渉する権利はない」≫
それを言うなら、
数々の中国の傍若無人なふるまいの中からひとつあげてみましょう。
南シナ海南沙諸島は複数の国々が領有権を主張していましたが、中国は話し合いなどするどころか、勝手に環礁を埋め立てて基地建設をどんどん進め、事実上自国のものにしてしまいました。10年前のことです。
わずか10年前に自分たちのやったことを忘れるほど中国人の記憶力が悪いとも思えませんので、わかっててああいうことを言うんでしょう。
沖ノ鳥島の件で日本政府は中国にどういう反論をしているのか知りませんが、「自分たちのやったことを棚に上げてあまりの言いようではないか」とは言わないんです。
ひたすら、「甚だ遺憾であります」「沖ノ鳥島の領有権は日本にあります」「領土問題は存在しません」って言うだけなんでしょう。
で、尖閣諸島もそうなんですが、日本がそういう穏やかな抗議を続けるだけだからといって、中国が強引に日本の領土を奪いに来るかというと、それはかなりハードルが高いでしょう。
中国が沖ノ鳥島に土砂を運び込んで埋め立てを始めたり、尖閣のどこかの島に軍艦で乗り付けて上陸したりすれば、いかに日本政府が臆病とはいえ、自衛隊を出さざるを得ず、そうなると戦争になってしまいます。いくら中国でもそれは避けたいでしょうから、そういうことにはならないんじゃないか。だから、いつもの「遺憾砲」を撃つだけで大丈夫、と日本政府も思ってるのかもしれません。
本当に怖いのは、内側からの侵略ですよね。
ゆるい帰化条件や留学生優遇、外国人参政権、帰化人の法曹界参入など、日本側の協力者と共にじわじわと侵食を進めます。
政府にはこれを止める責務があるはずですが、石破政権はそれをしません。国防に興味がないようです。
なぜ必死に食い止めようとしないのかというと、国民からの文句があまりないからでしょう。
つまり、こういうことに危機感を持っている国民はそんなに多くないということなんですよね。
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