みんな医療改革を望んでるんじゃないの?
<前記事より>
高齢者医療は今のままではいけないと、和田秀樹医師が「幸齢党」を立ち上げましたが、SNSでの評判は芳しくないです。
というより、あまり話題にも上がらない、相手にされていない、という印象です。
和田医師の意見の一部を切り取って槍玉にあげる人がいるので、胡散臭い医者と思われてしまっているのではないかとも思います。
例えば「和田医師は、60歳過ぎたら血圧下げなくていい、血糖値下げなくていい コレステロール値下げなくていい、と主張している。とんでもない医者だ」みたいなことです。
和田医師の説明を知れば、そんな単純なことではないことがわかるのですけどねえ。
要するに血圧も血糖値もコレステロールも人によって適した値が違うのだから、一律に「この数値に達したら下げなければ」と誰でも彼でも薬を処方するのは如何なものか、ということなのですが、こういう雑な要約も誤解を生むので、やはり、和田さんの説明をyoutubeで聞くなり、本を読むなりした方が良いと思います。
高齢者が起こす車の事故の本質についても、なるほど、と思える説明をしてくれます。
海外の医療事情との比較もあります。
「ストレス」は免疫力を低下させる、ということはよく知られるようになりました。
それなのに高齢者は「健康のため」色々なことを我慢し、ストレスをためていきます。
我慢することで生じるストレスで病気になる可能性もあるのに。
高齢者への過剰な薬投与や無駄な手術を削減すれば、数兆円規模の医療費の節約になると和田医師は言います。
高齢者はストレスが軽減されてのびのびと生きることができるし、医療費の削減にもなる。これは良いことではないのでしょうか。
現役世代の給料が上がらない、税金が高い、社会保険料が高い、何とかしろ、と皆さん口をそろえて必死に叫んでいるくせに、高齢者にかかる無駄な医療費を何とかしろ、とはあまり言わないんですね。どうしてだろう。
日本のほとんどの人が製薬会社や医療・老人施設などに何らかの形で関係していて、その権益を手放したくないんでしょうか、まさか。
近ごろの政治家にはロクなのがいなくて、選挙があっても投票する人がいない、なんてボヤキをよく聞きますが、幸齢党なんかどうでしょう。
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コメント
こんにちは。
45兆円規模の医療費ですから大変ですよ。そのうち65歳以上の高齢者が約27兆円ですって!
ホント過剰医療ですねぇ。私はⅡ型糖尿病なので2か月に一度検査と診察を受け内服しています。毎年、何も変わらないので、せめて年に1~2回で済まないか?と思うことがあります。
欧米ではこのような患者は1~2回とのこと。なんで日本はそうならないのでしょうねぇ。
それは、まず、医療費抑制に反対する者が医師会、そして治療を受ける高齢者たちだからです。
さらに、そのような高齢者も一票を持っているから制度改革なんて無理なんでしょうねぇ。
投稿: 十七匹橋 | 2025年7月 3日 (木) 08時29分
★十七匹橋さん
>医療費抑制に反対する者が医師会、そして治療を受ける高齢者たち<
医師会や製薬会社が反対するのはわかりますが、なんで高齢者が反対するのでしょうかね。
薬や治療を施されているだけで安心してしまうのでしょうか。
でもそういうことや、健康のためだと言って食事や行動の制限をされてしまうことがストレスをため、かえって高齢者の活力を奪うと和田医師は言いますし、私もそう思います。
高齢者はなんとか説得できても、利権が絡む製薬会社や病院経営者の考えを変えることは難しいでしょうね。
でも和田さんは国政に進出してそこに切り込むつもりです。
同じ週刊新潮に連載を持つ里見清一医師も医療側や高齢者自身の意識改革が必要だとずっと主張し続けていますが、こちらは政治活動には行かないようです。
>そのような高齢者も一票を持っているから制度改革なんて無理なんでしょうねぇ。<
こういう場で訴えても簡単には広がっていかないでしょうねえ。
投稿: robita | 2025年7月 3日 (木) 09時17分