これからは大人、という覚悟
秋篠宮家の悠仁親王殿下の成年式が執り行われました。
NHKで中継していたので見ていましたが、実に凛々しくご立派でした。
「成年皇族としての責務の重さを自覚し、その務めを果たしてまいりたいと存じます」と仰っていましたが、この儀式により、まさに身の引き締まる思いを新たにされたことと思います。
もう20年も前になりますが、NHK大河ドラマ「義経」で、遮那王が奥州藤原氏のもとに向かう旅の途中、たった一人で元服の儀式を行う場面がありました。以後、源 九郎義経と名乗ります。
私はこのドラマを毎週見ていたわけではなくて、たまたまそのシーンだけ見たのですが、なんというか、儀式の前と後とでは空気がガラッと変わったように感じ、このような儀式は現代でも男子にとって大人になるために是非とも必要な、まさに通過儀礼とも言うべきものではないかとさえ思った記憶があります。
現在は「成人式」として一般の若者みんなが経験できることですが、昔の公家や武家における元服というのは人生の節目のけじめとして非常に重要な意味を持っていたのだろうと思います。
昨日の産経新聞「正論」で、作家の武田恒泰氏が次のように書いていました。https://www.sankei.com/article/20250905-UYOAUWQMCZMSJDPNPRSWDZ7ZZU/
竹田氏は授業を受け持つ皇學館大学での古式ゆかしい加冠式に参列したことがあったそうです。
≪成人したばかりの初々しい学生たちは、冠を被せられた途端に表情が引き締まり、その瞬間に大人に変貌を遂げたかのような様子だったのをよく覚えている。
すでに成年皇族としてご立派なお姿を見せてくださっている若宮殿下だが、まもなく行われる成年式の前と後で、殿下の表情や佇まいがどのように変化するか注目してみてはいかがだろうか。きっと人知を超えた何かがあることと思う。≫
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