おおいに政治色豊かに
<前記事より>
番組前半は勇ましく独善的な橋下さんの雄叫びにうんざりさせられましたが、後半の平和教育のあり方についての議論は大変有意義でした。
橋下さんは:
「学校での平和教育から政治色を排除して無色にしてもそれは中立とは言えず、議論もできない。賛否が分かれる問題には両論を提示して、子供たちに自分で考えるように促すことが大事。教育の場はもっと政治色豊かであっていい。もっといろいろなことを教えるべき。」
「中国がガンガン認知戦を仕掛けてきているのに日本人が何も知らないのでは反論もできない」などと主張しました。
斎藤さんもだいたい同様の見解でした。
両論を知って議論するためには、辺野古の抗議活動を見せるだけでなく、それを取り締まる海保や地元の人たちの話を聞いたり、米軍基地や自衛隊基地も見学して、なぜ沖縄に米軍がいるのか、そういうことを考えさせるようにしないとダメだ、と。
子供たちも18歳になれば選挙権を得て政治家を選ぶ立場になるのだから、政治的に無色でいるわけにはいかない、というわけです。
私も日本はもっとみんなが政治を自由に語れるようになればいいと思います。
政治の話をタブーにしているのは、実は左翼思想の人々なのだと思います。
“戦争の悲惨さ”ばかりを教えて「だから戦争は絶対にしてはいけない」という結論で終わってしまうだけでは本当の平和教育とは言えない、と斎藤幸平さんも言います。
ところが左翼活動家の人々はまさにそれだけで、議論をしようにも聞く耳を持っていません。
そういう話の通じない左翼はどんどん勢いをなくしていっている、というけれど、私にはどうもそうは思えません。
例えば東京で言えば、杉並区や武蔵野市あたりに根を張っている左翼組織の中から議員が選ばれたりしています。それは左翼思想を持つ有権者が多いということですよね。
そのような議員や支持者は、「左に偏向した教育をやめて学校をもっと自由な議論ができる場にする」などという方針には猛反対するんじゃないでしょうか。しませんか?
日本では左翼を批判することはSNS以外ではタブーになってしまっていますが、そんなことでは政治色豊かな平和教育など望むべくもありません。
政治色豊かにならなければ、子供たちは政治を学べないし真っ当な平和教育などできません。橋下・斎藤両氏の言う通りです。
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